銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

継目無管/溶接管



伸銅品用語における”伸銅品の種類”の中の、”製造方法別”に分類されている用語のうち、『継目無管』、『溶接管』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”伸銅品の種類”のうちの、”製造方法別”に分類されている用語には、以下の、『継目無管』、『溶接管』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【伸銅品の種類 > 製造方法別】


分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製造方法別

番号: 1240

用語: 継目無管

定義:
鋳塊(2160参照)から押出し(2220参照)、圧伸、引抜き(2320参照)などの加工によって製造された継目のない管。
参考:
溶接管(1241参照)と区別した名称。

対応英語(参考):
seamless tube


分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製造方法別

番号: 1241

用語: 溶接管

定義:
板又は条を管状に成形し、管軸方向に溶接して製造された管。
参考:
伸銅品(1201参照)では、主に高周波誘導加熱
(※1)による溶接法が用いられる。伸銅品のJISでは、合金番号(1192参照)の後に[T(Tube)W(Welded)]の記号を付ける。

対応英語(参考):
welded tube


(※1)
突合せ溶接継手部を加圧しながら、高周波誘導加熱を利用して行う溶接を、高周波誘導圧接といいます。
高周波誘導圧接の参考図