板/条/はく(箔)/円板
伸銅品用語における”伸銅品の種類”の中の、”製品形状別”に分類されている用語のうち、『板』、『条』、『はく(箔)』、『円板』のJIS規格における定義その他について。
伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”伸銅品の種類”のうちの、”製品形状別”に分類されている用語には、以下の、『板』、『条』、『はく(箔)』、『円板』などの用語が定義されています。
伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【伸銅品の種類 > 製品形状別】
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1300
用語: 板
定義:
0.1mm以上の均一な肉厚で、長方形断面をもち、シャー又はのこ(鋸)切断された平板で供給される圧延製品。
対応英語(参考):
sheet,
plate
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1301
用語: 条
定義:
0.1mm以上の均一な肉厚で、長方形断面をもち、スリットされたコイル形状で供給される圧延製品。
対応英語(参考):
strip,
ribbon
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1302
用語: はく(箔)
定義:
0.1mm未満の均一な肉厚で、長方形断面をもち、スリットされたコイル形状で供給される圧延製品。
対応英語(参考):
foil
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1303
用語: 円板
定義:
丸形のブランク(※1)(1307参照)。
対応英語(参考):
circles
(※1)
ブランクとは、曲げ、打抜き、深絞りなどの加工のために平板から採取された各種形状の金属片のことです。
平板から任意のブランクに加工することを、一般にブランク加工といいます。
ブランク加工の方法としては、ブランクに求められるの精度、板厚、材質その他の要素から、シャーリング加工、レーザー加工、抜き加工、ワイヤー加工、エッチング加工、ウォータージェット加工などの方法があります。