角管/へん平管/フィンチューブ
伸銅品用語における”伸銅品の種類”の中の、”製品形状別”に分類されている用語のうち、『角管』、『へん平管』、『フィンチューブ』のJIS規格における定義その他について。
伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”伸銅品の種類”のうちの、”製品形状別”に分類されている用語には、以下の、『角管』、『へん平管』、『フィンチューブ』などの用語が定義されています。
伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【伸銅品の種類 > 製品形状別】
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1342
用語: 角管
定義:
正方形又は長方形の断面形状をもつ異形管(1341参照)の一種。
対応英語(参考):
rectangular or square tube
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1343
用語: へん平管
定義:
へん平の断面形状をもつ異形管(1341参照)の一種。
参考:
熱交換器(※1)などに用いられる。
対応英語(参考):
flattened tube
分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 製品形状別
番号: 1344
用語: フィンチューブ
定義:
有効表面積を増大して伝熱性能を高めるために、内面・外面又は両面に各種フィンを立てた管。
対応英語(参考):
finned tube
(※1)
熱交換器とは、温度(熱エネルギー)の異なる流体の間で、熱エネルギーの交換(一つの流体から伝熱壁を隔てて、他の流体へ熱を伝える)を行うことができる機器のことです。
化学機械における熱交換器には、ジャケット式、侵漬コイル式、二重管式、トロンボン式、シェル&チューブ式などがあります。