銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

ロールフォーミング/はんだ付/ろう付



伸銅品用語における”加工・熱処理”の中の、”接合・その他”に分類されている用語のうち、『ロールフォーミング』、『はんだ付』、『ろう付』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”加工・熱処理”のうちの、”接合・その他”に分類されている用語には、以下の、『ロールフォーミング』、『はんだ付』、『ろう付』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【加工・熱処理 > 接合・その他】


分類: 伸銅品用語 > 加工・熱処理 > 接合・その他

番号: 2600

用語: ロールフォーミング

定義:
直列に配置した多数組の成形ロールによって、条材から長尺の同一断面形状製品に成形する加工。
参考:
屋根材、とい(樋)などの加工に用いられる。

対応英語(参考):
roll forming


分類: 伸銅品用語 > 加工・熱処理 > 接合・その他

番号: 2620

用語: はんだ付

定義:
450℃未満の低融点のはんだ(軟ろうともいう。)を用いて、母材金属を接合する方法。
参考:
代表的なはんだには、すずと鉛の合金(JIS Z 3282)がある。

対応英語(参考):
soldering


分類: 伸銅品用語 > 加工・熱処理 > 接合・その他

番号: 2621

用語: ろう付

定義:
450℃以上で、母材の融点より低い融点のろう材を用いて母材金属を接合する方法。
参考:
代表的なろう材には、銀ろう(JIS Z 3261)、りん銅ろう(JIS Z 3264)がある。

対応英語(参考):
brazing


(※1)
はんだ付は、ソルダリングともいい、JIS規格で定義されているはんだ付(ハンダ付)には、以下のはんだ付があります。
・塩浴はんだ付
・こてはんだ付
・超音波はんだ付
・真空はんだ付
・誘導加熱はんだ付
・トーチはんだ付
・赤外線はんだ付
・ディップはんだ付
・ウェーブはんだ付
・ドラッグはんだ付
・リフローはんだ付
・パラレルギャップはんだ付
・凝縮はんだ付
・光ビームはんだ付
・レーザビームはんだ付