銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

矯正マーク/ダイスマーク/リングマーク/ロールマーク



伸銅品用語における”品質・性能”の中の、”表面品質”に分類されている用語のうち、『矯正マーク』、『ダイスマーク』、『リングマーク』、『ロールマーク』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”品質・性能”のうちの、”表面品質”に分類されている用語には、以下の、『矯正マーク』、『ダイスマーク』、『リングマーク』、『ロールマーク』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【品質・性能 > 表面品質】


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3400

用語: 矯正マーク

定義:
管、棒及び線のロール矯正などによって生じる表面のらせん状の模様。

対応英語(参考):
spiral marks


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3401

用語: ダイスマーク

定義:
ダイスに生じたきずが原因で、押出し(2220参照)又は引抜き(2320参照)の際、製品(管、棒及び線)の長手方向に発生した線模様及びきず。

対応英語(参考):
die marks


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3402

用語: リングマーク

定義:
引抜工程で発生する竹の節状の凹凸。
参考:
[ストップマーク]ともいう。

対応英語(参考):
ring marks


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3403

用語: ロールマーク

定義:
研磨によって圧延ロールに生じた条こん(痕)が、圧延の際、製品の表面に転写されて発生した模様。

対応英語(参考):
roll marks