銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

研磨目/びびり/表面粗さ



伸銅品用語における”品質・性能”の中の、”表面品質”に分類されている用語のうち、『研磨目』、『びびり』、『表面粗さ』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”品質・性能”のうちの、”表面品質”に分類されている用語には、以下の、『研磨目』、『びびり』、『表面粗さ』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【品質・性能 > 表面品質】


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3404

用語: 研磨目

定義:
ブラシ及び研磨剤などによって生じる表面の線模様。

対応英語(参考):
polishing marks


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3405

用語: びびり

定義:
周期的な表面の凹凸。
参考:
冷間圧延(2301参照)、引抜き(2320参照)などによって生じる。

対応英語(参考):
chattering marks


分類: 伸銅品用語 > 品質・性能 > 表面品質

番号: 3406

用語: 表面粗さ(※1)

定義:
金属表面の微小な凹凸の程度。
参考:
代表的な表面粗さの表示には、基準面から最も深い谷底までの距離[Rν]として[μm]単位で表す。

対応英語(参考):
surface roughness


(※1)
表面粗さには、中心線平均粗さ(Ra)、最大粗さ(Rmax)、十点平均粗さ(Rz)などの種類があります。