合金/合金元素/不純物/展伸用合金/鋳物用合金
伸銅品用語における”その他”の中の、”金属一般”に分類されている用語のうち、『合金』、『合金元素』、『不純物』、『展伸用合金』、『鋳物用合金』のJIS規格における定義その他について。
伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”その他”のうちの、”金属一般”に分類されている用語には、以下の、『合金』、『合金元素』、『不純物』、『展伸用合金』、『鋳物用合金』などの用語が定義されています。
伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【その他 > 金属一般】
分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般
番号: 5100
用語: 合金
定義:
母金属元素(量的に多い元素)と合金元素(5101参照)や不純物(5102参照)のような他の元素との混合物からなる金属物質。
対応英語(参考):
alloy
分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般
番号: 5101
用語: 合金元素
定義:
ある特性を付与する目的で、母金属に添加され、又は包含される金属、又は非金属元素。
対応英語(参考):
alloying element
分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般
番号: 5102
用語: 不純物
定義:
母金属又は合金(5100参照)に対し、意識的に添加されたものではない少量の金属又は非金属元素。
対応英語(参考):
impurity
分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般
番号: 5103
用語: 展伸用合金
定義:
熱間及び/又は冷間の塑性変形による展伸材(1200参照)の製造を主に意図した合金(5100参照)。
対応英語(参考):
wrought alloy
分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般
番号: 5104
用語: 鋳物用合金
定義:
鋳物の製造を主に意図した合金(5100参照)。
対応英語(参考):
casting alloy