銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

酸化銅/緑青



伸銅品用語における”その他”の中の、”金属一般”に分類されている用語のうち、『酸化銅』、『緑青(ろくしょう)』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”その他”のうちの、”金属一般”に分類されている用語には、以下の、『酸化銅』、『緑青(ろくしょう)』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【その他 > 金属一般】


分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般

番号: 5105

用語: 酸化銅

定義:
銅(1100参照)及び高銅合金(1102参照)などを、酸化雰囲気中で加熱する際に、表面に生成する銅と酸素の化合物。
参考:
酸化銅(?)[CuO]
(※1)、酸化銅(?)[Cu2O]の2種類があり、前者は最表層部に生成し、黒色を呈し、後者は前者の下層部に生成し、赤褐色を呈す。

対応英語(参考):
copper oxide


分類: 伸銅品用語 > その他 > 金属一般

番号: 5106

用語: 緑青(ろくしょう)

定義:
銅及び銅合金表面に生じる青緑色の化合物のことで、水分、CO2ガス及びSO2ガスなどの作用によって生成された塩基性炭酸銅、塩基性硫酸銅などを主成分とする腐食生成物。
参考:
水に溶けず無害であり、また素地の保護被膜となる。

対応英語(参考):
patina


(※1)
酸化銅(?)については、以下のJIS規格があります。

JIS K 8422
酸化銅(?)(試薬)

この規格では、試薬として用いる酸化銅(?)について規定されています。

酸化銅(?)は、以下の性質を示します。

(1)性状
酸化銅(?)は、黒い粉末又は粒で、希硝酸に溶けやすくアンモニア水に徐々に溶ける。
また、水及びエタノールには溶けない。

(2)定性方法
(a)試料1gに硝酸(1+2)10mlを加えて加熱して溶かし、水20mlを加える(A液)。
A液5lにアンモニア水(2+3)5mlを加えると、こい青が現れる。
(b)A液5mlに酢酸(1+2)5ml及びヘキサシアノ鉄(?)酸カリウム溶液(50g/l)1mlを加えると褐色の沈殿が生じる。