ダイカスト,ダイカスト鋳物/遠心鋳造鋳物/連続鋳造鋳物
伸銅品用語における”その他”の中の、”鋳物”に分類されている用語のうち、『ダイカスト,ダイカスト鋳物』、『遠心鋳造鋳物』、『連続鋳造鋳物』のJIS規格における定義その他について。
伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”その他”のうちの、”鋳物”に分類されている用語には、以下の、『ダイカスト,ダイカスト鋳物』、『遠心鋳造鋳物』、『連続鋳造鋳物』などの用語が定義されています。
伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【その他 > 鋳物】
分類: 伸銅品用語 > その他 > 鋳物
番号: 5503
用語: ダイカスト,ダイカスト鋳物
定義:
高圧力を用いて、溶融金属を金型の中に注湯して造られる鋳物(5500参照)。
対応英語(参考):
pressure die casting,
die casting
分類: 伸銅品用語 > その他 > 鋳物
番号: 5504
用語: 遠心鋳造鋳物
定義:
鋳物(5500参照)の主軸と回転軸が一致している回転鋳型の中で、遠心力によって造られる鋳物。
参考:
鋳物の厚さは、鋳型の寸法と注がれる金属の量によって決まる。
対応英語(参考):
centrifugal casting
分類: 伸銅品用語 > その他 > 鋳物
番号: 5505
用語: 連続鋳造鋳物(※1)
定義:
鋳型の中に連続的に金属を供給して造られる鋳物(5500参照)。
参考:
凝固しながら鋳型の他端部から鋳物は引き出されるが、長さは鋳型の寸法と無関係である。
対応英語(参考):
continuous casting
(※1)
銅合金の連続鋳造鋳物に関しては、以下のJIS規格があります。
JIS H 5121
銅合金連続鋳造鋳物
この規格では、連続鋳造によって製造された銅合金の連続鋳造鋳物について規定されています。